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二重の虹は、天泣の煌きの奇跡
 あぁ、学校にデジカメを持って行きたいと切実に思いました。画素数思いっきり高い奴で。

 今日は朝から激しい乱気流と時雨に見舞われたのですが、制服ぐしゃぐしゃにして登校して、ようやく一限の授業が終わって、二限の為の教室移動の時でした。

 不意に先に教室から出て行った筈の友達が、笑顔を浮かべて私を呼んだんです。
 何なんだ、また下らないことだったら一発精神的いじめをかましてやろう、といつものように思いながら寒い廊下へと出たのですが……


 言葉を失いました。


 扉の向こう、廊下を挟んだ、窓の外。
 曇天に鮮やかに、寄り添うように二色の虹が掛かっていたのです。
 大きく、大きく、鮮烈に。
 瞳に焼き付く二つ分のプリズム。
 すぐにでも消えてしまいそうな儚い光の悪戯に、冬の訪れを感じさせる風の冷たさも忘れ、窓を開け放ちました。

 時間にすれば五分間も出ていなかったのでしょう。
 ですが、私と友達以外殆ど誰も注目しなかった冬空の二本の虹は、どう言う現象で起こっているかもう理解してしまっている今の私から見ても、感動できてしまう素晴らしい魅力がありました。

 偶然の美しさは、素直にすごいと思います。
 そしてずっと、すごいと思い続けられる純粋さがあればな、と思います。

 ……既に見失いかけているから(苦笑
 改めてぼんやりとそんなことを思った、秋の終わりでした。



 ――まぁその後は、体育の授業のサッカーで退場くらいつつ爆笑したり、ALTの先生の授業で時間が余ったからと、色画用紙で作った感謝祭の七面鳥を班員全員で悪乗りして思いっきり悪人面のハンドガン持って葉巻くわえたヤクザに仕立て上げてクラス中を爆笑の渦に巻き込んだり、美術部の部室に潜入してコピックを借りてイラスト一枚仕上げたりして、……感動なんぞ程遠い日常だった訳ですが(笑

 そんな訳で私は、今日も元気にやってます。明日も元気にやるでしょう。
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2005.11.29 (Tue) 19:50
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